ヌーヴェルエステティックアカデミー　日本本部

　20代の時、ふと手にとった求人誌を見て応募した会社に入社したことが、私の人生の転機でした。それまではエステティックや美容の業界とは縁がなかったのですが、何かに導かれ、誰かに背中を押されたかのようでした。
　そんな私が、今こうして美容の仕事に就き、エステティックのすばらしさを一人でも多くの女性に伝えていく立場に至ることができたのは、すべて本物のエステティック教育に出会えたからに他なりません。さまざまな出会い、関わっていただいたすべての方に深く感謝いたしております。
　このような自分の経験をいかして、ヌーヴェル エステティック アカデミーを全国各地に広げ、一人でも多くの女性にすばらしい人生を送るチャンスを提供させていただくことが、私の使命と強く感じています。
　永遠の産業ともいわれる"エステティック"は、益々需要が高まっている傾向にあり、年齢や学歴に関係なくキャリアアップを目指すことが可能です。そして手に職をつけた女性が、プロフェッショナルとして一生できる数少ない職業です。また、人と直接触れ合うことで成長し、人のお役に立てる喜びや感動を味わうことができる、やりがいに満ちたかけがえのない崇高な職業でもあります。
　ヌーヴェル エステティック アカデミーでは、独自のネットワークを活用して、世界の最先端の情報発信、最新テクニックの開発を行うなど、エステティック業界を担うプロのセラピスト育成を目指します。そして、私たちの国の未来を育む女性が人生に夢や目標を持ち、生き生きと輝いて人生を送ることで社会にも貢献できるよう尽力して参ります。

　21世紀の美容は『肌も身体も美しく整え、更に心の時代』と言われています。現在エステティック・スパは美容サロンだけでなく、老人ホーム・クリニックなど多くの施設に導入され、心身をケアできる業として社会に根付いて参りました。それに伴ない、エステティックが幅広い分野で導入され、多様なニーズに対応した技術が世界各地で開発され続けています。
　歴史を紐解くと、スパは紀元前ローマ帝国時代に誕生し、エステティックは18世紀フランスのマリーアントワネットの時代に誕生したと言われています。そして医療の進歩と共に運動療法の一つとしてマッサージが普及し、その中でオイルマッサージなど様々な手法が取り入れられ、現代のエステティック技術の基盤となりました。このように人々は『触れる』という行為を通して、美と健康、癒しへの飽くなき追求をしてきました。
　日本にエステティックが入ってきたのは明治時代ですが、ヨーロッパでエステティックが普及した18世紀より約100年も後のことでした。当時、日本でのエステティッィクの地位は低く、長い期間軽んじられてきました。エステティックが広く知られるようになったのは1980年代で、エステティックブームが巻き起こるまでに普及していきました。
　そのような歴史を経て、日本では2003年3月『エステティック業は施術行為を通じて、人が健康で美しくあることに貢献する業』として日本標準産業分類サービス業の細分類に定められ、社会的な地位を確立することとなりました。時代の流れと共に進化を遂げてきたエステティック業ですが、今後も人が健康で美しくありたいと望む以上、必要不可欠なサービス業といえるでしょう。
　私どもヌーヴェル エステティック アカデミーは、ヌーヴェルのネットワークを活用して、世界の最先端の情報発信、最新テクニックの開発を定期的に行うと共に、フランスより講師を招くなどして、エステティック産業全体の健全な育成・発展に向けた教育機関として社会に貢献できるよう邁進して参ります。